一の会がたかずやの里で夕食提供
伊那市飲食店組合の有志でつくる「一の会」(林孝司代表)が14日夜、富県の児童養護施設「たかずやの里」を訪れ、子どもたちのための夕食を作った。 夕食提供は今年で24年目。もともと組合として始めた取り組みだったが、諸事情で伊那飲食店組合としては継続を断念。それでも続けたい竏窒ニいう有志らが、年に1度、たかずやの里を訪れ、子どもたちに夕食を提供している。
今年は牛丼、マツタケの吸い物、サラダ、デザートの4品目約50食分を準備。牛肉は国産にこだわり、知人から仕入れたマツタケを使うなど、季節の食材なども用いた。
林さんは「実際自分たちも、同じ位の子どもや孫がいる。一緒に楽しめればと続けてやっている。楽しみに待っていてくれることが嬉しい」と話す。
6年生の女の子は「夕食提供の人たちが作ってくれるといつもと違う雰囲気で美味しい。忙しい中調理しに来てくれるのも嬉しい」と話し、食事を楽しんでいた。