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小松養蜂園で蜜(みつ)ろうのえと作り始まる

小松養蜂園で蜜(みつ)ろうのえと作り始まる

 12月を前に17日、伊那市御園の小松養蜂園で来年のえと「亥(イノシシ)」を模った蜜ろうのオブジェづくりが始まった。赤や黄、緑など、鮮やかな色をしたイノシシたちが、徐々に迫っている新し年の足音を告げている=写真。
 えとの蜜ろうづくりは12年目。毎年袋詰め作業などを伊那市共同作業の家に依託し、12月ころから市役所などで販売。収益を共同作業の家の利用者に還元している。
 約3年前からは、型抜き作業の一部を共同作業の家の利用者も手伝っており、この日も2人の利用者が、代表の小松実治さん(74)から、やり方の指導を受けた。
 今年は大小2種類の型を作り、小さい方は子どものイノシシを模った。小さいものには芯(しん)を通したものもあり、ロウソクとして用いることもできるようになっている。
 出来上がったイノシシを見た利用者たちは「かわいい」「親子みたいでいい」などと話していた。
 今月下旬に市内の共同作業所の利用者が袋詰めを行い、12月から販売を開始する。ふれあいバザールなどでも販売する予定。
 問い合わせは伊那市共同作業の家(TEL73・2489)へ。

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