特別養護老人ホーム「みすず寮」のお年寄りに、伊那北小の児童がピアニカ演奏と合唱をプレゼント
音楽通じてお年寄りと交流しよう竏窒ニ、伊那北小学校の6年生70人が17日、伊那市美篶の特別養護老人ホーム「みすず寮」でピアニカ演奏と合唱を披露した。児童らは軽快な曲や昔懐かしい童謡など5曲を演奏し、お年寄りを楽しませた。
人権週間に合わせた取り組みの一環。6年生では、世代も生活も異なる年長者との交流を通して普段の生活では学べない多くのことを学ぶため、みすず寮での演奏会を企画した。児童らは、5年生の時から学年全体でピアニカ演奏を練習しており、学外の音楽祭でも演奏を披露した経験があるが、福祉施設での演奏は初めて。同施設に勤務した経験のある職員から話を聞き、どんなことをすればお年寄りらが喜ぶかなども考えた。
この日は『翼を下さい』『Sing Sing Sing』『ふるさと』など、さまざまな曲調の5曲を演奏。ピアニカ演奏は、リズミカルな音楽と共に演奏パフォーマンスも披露し、会場をわかせた。
涙を流しながら演奏に聞き入るお年寄りもおり、演奏終了後に「みなさんがこうして来てくれるのがありがたい。また来てね」などと語りかけていた。