「はるちかコーロ・フェリーチェ」発表会
女性コーラスの魅力存分に
伊那市の東春近公民館の女声コーラスグループ「はるちかコーロ・フェリーチェ」の発表会は11日夜、同市の県伊那文化会館で開いた。メンバー32人が家事や仕事を工面して練習に励んできた成果を披露。会場の隅々に広がる美しいハーモニーが約530人の観客を魅了した。
曲は、クラシック、日本の叙情歌や民謡、人気テレビドラマの主題歌など、幅広いジャンルの19曲。練習で苦労したという「こきりこ」「長持唄」「会津磐梯山」などは、民謡を声の重なり合いのある編曲で新鮮に聞かせた。
指揮者の田中真郎さん(箕輪工業非常勤講師)ふんする・スヨンさま・スが登場し「冬のソナタより『はじめから今まで』」の指揮をするなど、時折、笑い声が会場にわくこともあった。
「はるちかコーロ・フェリーチェ」は1989年に発足した、同地区では初めての女声コーラスグループ。地元を中心に40縲・0歳代の主婦らがメンバー。3年に一度の発表会を開き、今回で5回目。
会場に美しいハーモニーを響かせるメンバーら(県伊那文化会館)