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地元の青年会にあてた出征兵士のはがきを紹介へ

伊那市手良の中坪区が保管

 伊那市手良の中坪区は、出征兵士が地元の青年会にあてたはがきや手紙を区内の郷蔵(倉庫)に保管している。中坪の歩み研究委員会(山岸久男会長、9人)は、戦後60年に合わせ、全戸配布している情報紙「中坪の歩み」で紹介したいとしている。
 はがきや手紙は約250通で、1936年から43年までのもの。傷みは少ない。
 当時、神社などで出征兵士を見送ったり、慰問品を送ったりした青年会への礼状がほとんど。中国、上海、満州などから送られ「元気でいます」などの言葉も添えられる。軍事郵便のためか、検閲済みのスタンプが押されている。
 事務局の高橋忠さんによると、礼状を送った出征兵士のうち、7人が地元で生存。「本人に、はがきが残っていることを伝え、生の声を聞ければ」と話している。
伊那市手良の中坪区
出征兵士のはがき250通を保管
 伊那市手良の中坪区は、出征兵士が地元の青年会にあてたはがきや手紙を区内の郷蔵(倉庫)に保管している。中坪の歩み研究委員会(山岸久男会長、9人)は、戦後60年に合わせ、全戸配布している情報紙「中坪の歩み」で紹介したいとしている。
 はがきや手紙は約250通で、1936年から43年までのもの。傷みは少ない。
 当時、神社などで出征兵士を見送ったり、慰問品を送ったりした青年会への礼状がほとんど。中国、上海、満州などから送られ「元気でいます」などの言葉も添えられる。軍事郵便のためか、検閲済みのスタンプが押されている。
 事務局の高橋忠さんによると、礼状を送った出征兵士のうち、7人が地元で生存。「本人に、はがきが残っていることを伝え、生の声を聞ければ」と話している。

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