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リンゴオーナー収穫祭

リンゴオーナー収穫祭

 自分で選んだリンゴの木のオーナーとなる「りんごオーナー」の収穫祭が18日から、上伊那各地で始まった。真っ赤に染まったリンゴが実った各地の園には、多数の家族連れなどが集まり、収穫作業を楽しんでいる=写真。
 上伊那農業協同組合(JA上伊那)が、伊那市、箕輪町、南箕輪村、宮田村のリンゴ生産者と協力して行っているもので、オーナーは7月縲・1月の1シーズン、自分のリンゴの木を持つことができ、収穫作業を体験する。リンゴが生長するまでの管理は園主が行う。
 申し込みは関東、中京方面の利用者が中心。年々契約本数は増加しており、伊那市、南箕輪村に当たる中部地区では今年、約1250本の申し込みがあった。
 初日のこの日、伊那市西箕輪の原伊一さんの園には、静岡県などから5組の家族連れが収穫作業を体験。今年は7月の長雨の影響で、全体的に玉は小さめだったが、長雨の後に続いた好天のため、色付き、蜜の入り、ともに良好。かなり糖度の高いリンゴが実ったという。
 最低保証は1本150個だが、1本から400個以上を収穫した家族もおり、収穫したばかりのリンゴを味わいながら笑顔を見せていた。
 原さんは「『ここの園のフジがいい』と来てくれる人もいる。そうやって喜んでもらえるのが何よりも嬉しい」と話していた。
 来年のオーナー募集は年明け2月末から始まる。

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