介護フォーラム
駒ケ根市は18日、第7回介護フォーラム「私も地域で暮らせるよ竏樗F知症を知ろう」を文化会館で開いた。市民ら約100人が参加し、意見発表や講演などを通じて認知症と介護についてあらためて考えた。
意見発表で認知症の母を介護する福澤正富さんは「母の病状を周囲の人に知ってもらうことで少し安心できるような気がする」、ふれあいサロンを開いている横山茂さんは「認知症のお年寄りにとって地域サロンの役割は大きい。話したり笑ったり、触れ合ったりすることで症状の進行を押さえられるのではないか」と地域とのかかわりの大切さをそれぞれ訴えた。
講演「安心して暮らしたい…そんな地域であったらいいな」も行われ、NPO法人やじろべー宅養老所もくれん(上田市)理事長の中澤純一さんが自身の体験を交えて認知症介護のあり方について語った=写真。