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65/(月)

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【記者室】電子映像メディア長時間接触の危険

 「電子映像メディアを子どもに触れさせる安全性をだれも証明していない。日本は世界で一番、子どもに人体実験をしている」。NPO子どもとメディア代表理事の清川輝基さんの講演の冒頭。乳幼児にテレビやビデオを見せ続けることは虐待だとも語った▼乳幼児期に長時間テレビやビデオを見続けると、言葉の遅れ、目がうつろになるなどの症状が出るというテレビ・ビデオ育児症候群は、過去に小児科医の講演でも問題として取り上げていた▼メディア漬けの危険性は近年よく耳にするが、メディア接触は長時間化し、親も子も麻ひ状態という。愛する我が子で人体実験しているとしたら…。電子映像メディアとの接触の仕方を、今一度考える必要があるだろう。(村上裕子)

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