冬の鉢花の女王、シンビジューム出荷始まる
飯島町岩間で冬を華麗に彩る鉢花の女王、シンビジュームの出荷が本格的に始まった。
ピンクの直立系を中心に数10種類、1万7千鉢を生産する小林洋蘭園(小林千晃園主)は現在、ピンク系中輪の「エレガントピンク」「ハレルヤ」、大輪の白花「シークレットラブ」など10種類が関東方面に送られている。ピークは11月末から12月中旬で、毎週1500鉢が出荷される。
新品種は「エレガントピンク」「ピンクペチュエル」など桜色が中心。近年、人気があるのは花付きのいいキャスレード系、コンパクトで飾りやすいテーブルシンビジューム、豪華なアーチタイプという。
小林さんは「シンビジュームは丈夫で長持ち。贈答にも最適」と話す。
23縲・6日、七久保の道の駅花の里いいじまで、飯島産のシクラメンや洋蘭の展示即売会があり、産地ならではの特別価格で販売される。