ギンナンが豊作、いちょう祭りにぎやかに
中川村渡場
イチョウ並木が色づき、ギンナンの収穫が終った中川村渡場の渡場会館で19日、30人余が出席し、にぎやかにいちょう祭りが開かれた。イチョウ並木を管理する渡場地区有志でつくるいこいの広場幹事会(小池宗夫代表幹事)が主催し、今年が5回目。
会場には収穫したギンナンを入れた「ぎんなんおこわ」、秋田名物「きりたんぽ」入りの鍋、各種燻製などごちそうや飲物が用意された。
開会で、小池代表幹事は「木の管理やギンナン拾いなど、多くのみなさんが協力していただき、ギンナンは今年500キロ収穫でき、販路も広がった」と感謝し「イチョウの管理を通じて、渡場の団結、仲間意識も深まった」とあいさつ。
この後、小池厚副総代の発声で乾杯、黄色に色づいたイチョウ並木を眺めながら、ギンナンの豊作を祝い、親ぼくを深めた。
イチョウは83年(昭和58年)、久寿と藤九郎の2種類25本植栽し、同幹事会が管理してきた。黄色のイチョウ並木は冠雪の南駒ケ岳や越百岳に映え、絶好のカメラスポットになっている。