あの世の研究
伊那谷生と死を考える会
伊那谷生と死を考える会は20日、公開講座「あの世の研究」を赤穂公民館で開いた。会員や一般の入場者ら約30人が集まり、工学博士で県看護大教授の廣瀬昭夫さんの講演を聞いた。
自然科学の中では否定される死後の世界の存在について廣瀬さんは「20歳代のころから関心を持って研究してきた。あの世があるのかないのかどちらともいえないが、臨死体験や前世の記憶など、状況証拠は示すことができる」として研究者の説などをいくつか紹介し「向こうの世界がある窶狽ニ考えた方が、死に対する恐怖をやわらげ、希望と救いを得られるのではないか」と話した。