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合併後の上下水道料金 2回調整で11年度に統一

上下水道運営審議会

 伊那市の上水道運営審議会が22日、市役所であった。市は、合併に伴う上・下水道料金を2回の調整で、11年度から統一する考えを示した。
 合併協議で、料金は当面、旧市町村のまま引き継ぎ、合併後6年目から統一することになっている。
 毎年度の変更は、住民の混乱を招く可能性があるとし、08年度、11年度の2回で調整する。料金は旧伊那市を基準に設定し、旧伊那市との差額を2分の1ずつ詰める。今後の収入状況などで設定額が変わることもある。
 水道料金(一般家庭の2カ月分平均)は3684縲・253円で旧伊那市が高く、下水道使用料は4600縲・486円で旧高遠町(公共・農集排)が高い。
 料金体系は、07年度の市議会12月定例会までに決定する。
 また、下水道事業は07年度を目標に、公営企業法を適用。▽下水道事業の経営状態が明確に把握できる▽独立採算制の徹底で、職員の意識改革が促進される竏窒ネどの効果があるとした。
 審議会は受益者代表ら20人で構成され、委員長に福沢良一さんを選んだ。
 市側から、上・下水道の経営状況や上下水道料金の調整などについて説明を受けた。
 滞納額は上下水道で1億9600万円。5縲・1月に122件の給水を停止した。

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