白心寺でコンサート
響き渡る音色と歌声に阿弥陀様もうっとり?!‐。宮田村町2区の浄土宗・白心寺は23日、同村を拠点に活動する弦楽合奏団「アンサンブル信州in宮田」のバイオリン奏者浅井万水美さんら国内外で活躍中の演奏家、声楽家4人を迎えオペラ公演を開いた。十夜法要記念のコンサート。檀家に加え地域住民も数多く集まり、一流の音楽を堪能した。
浅井さんはアンサンブル信州でコンサートマスターを務めるなど、実力ある演奏家。
今回は仲間でチェロ奏者の城戸春子さん、テノール歌手の田代誠さん、ピアノ奏者の腰塚賢二さんと組んで公演した。
本堂に集まった約150人の聴衆を前に、宮田小中学校の校歌など耳なじみの曲からスタート。ムーンリバーといったジャズの定番から、サン=サースの白鳥まで、幅広い楽曲で会場を楽しませた。
同寺の山田弘之住職はアンサンブル信州の運営に協力するなど、音楽文化の地域定着に尽力している。
今までも雅楽など本堂で6回の演奏会を開いてきたが、アンサンブルメンバーによるものは2回目。浅井さんは「宮田を訪れると、、いつも我が家に来たような気分になる」と話し、熱心な地元のファンに音楽の楽しさを伝えていた。