箕輪町木下公民館親子ふれあい農場収穫祭
箕輪町木下公民館の「親子ふれあい農場」は21日、農場で育てたジャガイモを収穫し、掘ったばかりのイモを使った料理で収穫祭を楽しんだ。
「ものを育てるものづくり」を大切にしたいと本年度、親子で土に触れ野菜を育てる「親子ふれあい農場」を新しく企画。公民館活動は大人向けのものが多いため、子どもや若い世代にも参加してもらい、親子のコミュニケーションを図ってほしいとの願いも込める。
小学生の親子12家族30人が参加。区民所有の遊休農地を利用し、4月にトウモロコシの種をまき、ジャガイモを植えた。これまでに2回ほど土寄せや草取りに汗を流し、7月にトウモロコシを収穫した。
この日は、4アールの広さに植えたジャガイモの収穫。大きく立派に育ったジャガイモをゴロゴロと土から掘り出した。箕輪中部小4年の宮尾佳奈子さんは「大きいジャガイモが取れてうれしかった。疲れたけど達成感がある」、弟の晃弘くん(1年)は「簡単に取れた。楽しかった」と笑顔。父親の茂さん(37)は、「子どもが畑仕事をすることが少ないのでいい機会。親も日ごろの運動不足が解消できました」と話していた。
おやつは、採れたてを蒸したジャガイモ。その後は、公民館でジャガイモをたくさん入れたカレー、とん汁、ポテトサラダで収穫祭。皆で育てたジャガイモは格別の味で、子どもたちはもりもり食べていた。