民話とハーモニカミニコンサート
駒ケ根市のおもしろかっぱ館(小平容大館長)は06年度親子・子どもふれあい事業の11月の巻として25日「民話とハーモニカミニコンサート」を同館で開いた。赤穂公民館の講座が母体となって昨年結成された「はつらつハーモニカクラブ」と、東伊那公民館の講座生らでつくる「おはなしを語る会」のメンバーらが出演し、それぞれ見事な語りと演奏を披露した。
駒ケ根ハーモニカクラブは『夕焼けこやけ』『赤とんぼ』『里の秋』など童謡を中心に郷愁を誘うやわらかな音色で合奏を奏でた=写真。おはなしを語る会は4人が代わる代わる登場して『仁王様の夜遊び』『雪女』などの民話を情緒たっぷりに語った。聴衆は目を閉じて語りやハーモニカを聴きながら晩秋の静かなひとときを楽しんでいた。