歴史探訪講演会
駒ケ根市内の赤穂、中沢、東伊那の3公民館でつくる駒ケ根市公民館協議会は25日、ふるさと歴史探訪講演会「天下の糸平と龍水社」を東伊那の駒ケ根シルクミュージアムで開いた。約30人の聴衆が集まり、同館の林典男館長が解説する地元出身の明治の豪商田中平八と、伊那谷の製糸を支えた龍水社についての話に耳を傾けた。
林館長は天下の糸平といわれた田中平八について、史実を基にした多くの資料を示しながら詳しく話した=写真。
田中平八(1834縲・884)は赤穂に生まれ、生糸相場で財をなした豪商。