旧中沢中記念碑移設
市道建設のために今月移転した「中沢中学校之碑」のしゅん工式が26日、中学のあった駒ケ根市の中沢小学校校庭の一角で開かれた。同窓会員ら約30人が集まり、石碑の前で懐かしい校歌を歌って往時をしのんだ=写真。
石碑は1980年に旧中沢中学校校舎が老朽化のため姿を消すのを記念して建てられたが昨年10月、主要地方道駒ケ根長谷線中沢地域バイパス改良工事に伴う市道の取り付け道路のルートに当たることが分かり、移転について同窓会(北原儀平会長)が中心になって話し合いを進めてきた。今月中旬に工事に着手し、東に約7メートル移築する工事を18日までに終えた。県の移転補償費用は約86万円。