中川西小3年が「もっとたくさん大豆をつくろう」をテーマに発表
青少年赤十字研究推進校発表会
昨年度から青少年赤十字研究推進校の指定を受け「気づき、考え、実行する子ども」の具現化を図る中川西小学校で27日、公開授業と授業研究会があった。全県から小中学校の教諭ら約50人が参加した。
公開授業は3年生(片桐操教諭、20人)の総合的学習「もっとたくさん大豆を作ろう-喜久司さんに食べてもらう豆腐をつくろう」の単元。
昨年、大豆を育てた子どもたちはもっとたくさんの大豆を作りたいと、近くの座光寺喜久司さんの畑を借り、喜久司さんに教わりながら、たくさんの大豆を育てた。子どもたちはお世話になった喜久司さんに豆腐を作ってお礼をしようと、1回目の試作を終えた。
この日は午前中、2回目の豆腐づくりをした。公開授業では、各班ごとでき上がった豆腐を試食し、味、見た目、舌ざわりなどの観点ででき映えをチェックし、他の班の豆腐と食べ比べた。
子どもたちは「うちの班の方がおいしい」「表面がざらざらしている」など感想をカードに記入した。
この後「にがりを増やす」「重しを調節する」など、次回への見通しを発表し合った。 子どもたちはたくさんの教諭らに囲まれ、後ろからのぞき込まれながらも、堂々と自然体で授業を受けていた。
この後、「気づき、考え、実行する子どもの育ちを求めて縲恍n域の人々や児童相互のかかわりを通して」をテーマに、同校の征矢浩平教諭が研究、実践発表した。