箕輪南小で地域のお年寄りとの交流会
箕輪町の箕輪南小学校は5日、地域のお年寄りとの交流会を開いた。地域の伝統文化を次世代に受け継ぐ機会を-と毎年開く会で、学年ごとにしめ縄や、たこ作りなど、お年寄りに教わりながら一緒に楽しんだ。
伝統文化や生活の知恵などを子どもに伝えてもらうと同時に、交流を深めながら子どもの顔も知ってもらい、地域で育ててもらおうと計画。
1・2年生はすいとん作り、3・4年生はたこ作りとたこ揚げ、5・6年生はしめ縄作り。児童の祖父母や地域のお年寄り24人が来校し、学年に分かれて交流した。
1・2年生は学級園で育てた大根や人参を使って、すいとんを作った。お年寄りと一緒に児童が野菜を切ったり、すいとんの作り方を教えてもらった。福与区の敬老会でダンスを披露したときの“おひねり”で買った肉も加え、味付けはしょう油と味噌で、各班ごとに味の違いが楽しめるすいとんが出来上がった。児童はできたてのすいとんを何杯もお代わりしてお腹いっぱい食べた。
2年生の児童の祖母、那須サチ子さんは、「女の子たちが包丁を使うのが上手だった。いつも畑ばかり行ってるから、交流会はとても楽しい」と話していた。