しゅん工祝賀会
中曽倉二越線改良工事
駒ケ根市中沢の市道中曽倉二越線改良工事がこのほど完成し23日、中曽倉第一生活改善センターでしゅん工祝賀会が開かれた。改良促進に努力してきた宮下和男改良期成同盟会長はあいさつで「20年前は狭くて石ころだらけだった道がこんなに立派になって本当にうれしく、涙の出る思い」と感激をあらわにした。出席した住民らは「以前はよく車が路肩から落ちたもんだ。これでやっと冬場でも安心して通れるし、すれ違いも余裕を持ってできる」と完成を手放しで喜んでいた。
式には市農林課担当者、地元住民代表のほか、上伊那地方事務所や工事関係者ら約20人が出席し、乾杯して工事の完成を祝った=写真。中原正純市長は「地元の皆さんの要望に応えることができて感慨無量。今後の地域活性化につながってほしい」と祝辞を述べた。
同線改良工事は県の中山間総合整備事業として2000年度に着工。総事業費1億2670万円をかけ、延長255メートルにわたる道路拡幅、16メートルの橋梁架設、50メートルの河川付け替えなどを行った。