梁(はり)に当たって死亡
10日午前11時24分ごろ、中川村葛島の宅養老所かつらの増築工事現場で、作業を手伝っていた近くに住む無職稲葉憲夫さん(68)の頭に落ちてきた木製の梁(はり)が当たった。稲葉さんは駒ケ根市内の病院に収容されたが、同日午後1時すぎ、脳挫傷などで死亡した。
稲葉さんは現場で梁の取り付け作業を手伝っていたところ、何かのはずみでよろけて地面に倒れ込んだため、支えていた梁(はり)が頭に落ちかかったらしい。駒ケ根署が詳しい原因を調べている。稲葉さんは温泉の湯を届けるボランティアで宅養老所を訪れ、作業を手伝っていた。