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普段できない山・川遊びをしたい

千葉市の小学6年生が農山村留学

 千葉県の千葉市立高洲第一、第三小学校の6年生124人が20日、長谷村に農山村留学に訪れた。「千葉市子どもいきいきプラン推進モデル事業」の一環で5年目。千葉市内117校のうち20校を県内19村で受け入れる。他人を思いやる心や社会性を育み、体験活動を通じて、自主性や創造性を養う。
 一行はバス3台を連ね、予定時刻より約1時間遅れで到着。南アルプス生涯学習センター「入野谷」で入村式があり、宮下市蔵村長ら関係者が出迎えた。
 式で宮下村長は「自然がいくつもの感動を与えてくれるはず。その感動を胸に秘めて帰ってほしい」とあいさつ。
 児童を代表して川名光明君は「千葉では普段、山や川遊びができない。この機会に自然とい向き合ったいろいろな体験をさせてほしい」述べた。
 児童たちは24日までの4泊5日の日程で、林業や農業を体験したり、仙水峠に登山をして自然に触れる。また、長谷小の児童とカヌーやEボート、川遊びなどを通して交流を深める予定だ。初日は2コースに分かれ、鹿嶺高原にテントを張って泊まるほか、半数の児童が村内14件の民家に宿泊する。
 農山村留学は、始めた当時の千葉市教育長が南箕輪村出身だったことを縁に、長谷村が農山村に適しているとして依頼があり、受け入れたのがはじまりだという。

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