南箕輪村の北原工業団地に工場進出計画
南箕輪村の北原工業団地の一角に工場進出計画があり、村は県に農振除外の申請をしている。13日の村議会12月定例会一般質問で、唐木一直村長が有賀彰司議員の質問に答えた。
有賀議員は07年度予算編成方針で税収など財源の見方について質問。村長は、「自主財源の確保は必要。産業振興に尽きると思っている。企業誘致も積極的な対策をとり、企業の増築など積極的に支援したい」と答弁。工業誘致については、村内の北殿、塩ノ井地籍の工業団地は「もう用地がない」とし、「北原工業団地の大型農道の東を工業用地にしたい。2万平方メートルの農振除外を申請している。当面は北原工業団地を中心に考えたい」と述べた。
工場進出の計画場所は、南箕輪村と箕輪町の境で、広域農道に面した東側の農地。今年になってから話が具体的に動いた。農振除外申請の結果など来年春先にはめどがつく見込みという。