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宮田学級が村長囲んで村政学ぶ

宮田学級が村長囲んで村政学ぶ

 宮田村公民館の生涯学習講座「宮田学級」は24日、清水靖夫村長を囲んで村政について話しを聞いた。村長は工場誘致など弾力的な土地利用で、人口を増やして活力も生み出したいと説明。教育論なども熱っぽく語り「住民の皆さんにむらづくりの意見を寄せてほしい」と呼びかけた。
 村が自立を続けていくためには、人口1万人の実現が不可欠と指摘。人口増加の環境づくりが必要と繰り返し、計画的な土地利用を施策として挙げた。
 「駒ケ根には新たな工場が進出し、活力になっている。宮田村は今まで(工場誘致を)野放しにしてきたが、今後は情報発信を進める」と説明。
 空き店舗や宅地対策のほか、若者の結婚支援などソフト面も進めたいと話した。
 行政改革でやり玉にあがる職員の大幅なリストラについては「人口1万人になり、活力あるむらづくりを進めると、必要最低限の職員はいる」と否定的な考えを示した。 
 教育や高齢者問題についても持論を展開。
夏の高校野球で優勝した駒大苫小牧高の体罰に関する不祥事にからませ、「しかることも愛情。痛さを感じて身に置き換えることもある」と話した。
 経済成長の影で少子高齢化や教育問題が放置されてきとして「国の仕組みも変えなきゃ。今度の衆院選は我々も意見をしっかり言うべき」とも続けた。

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