保健補導員会の終了式
宮田村保健補導員会(新谷秀子会長)は13日、1年間の活動を振り返る終了式を開いた。30人の補導員のうち半数が2年の任期を終えるが、今後も地域の保健活動に協力していこうと確認。家庭看護法の講習を受け、締めくくった。
各地区の補導員は今年も、各種教室や健康指導など、地域に根ざして精力的に活動。
終了式では成果を報告し、「補導員になって自身の健康への関心も高まった」「活動を通じて、多くの人と出会い、関わりを持てた」など感想も話した。
看護法の講習は赤十字指導員の小田切佳子さん=北割区=を講師に迎え、寝たきりの人を家庭で世話するポイントを学習した。
半身不随になったつもりで左の手足のみでパジャマの着脱なども挑戦。体の自由が利かない心の不安なども感じ取った。
「看護、介護される相手側の気持ちも感じて、気持ち良くお世話してほしい」と小田切さん。思いやりを肝に命じて、1年の活動を終えた。