カメの横断
一風変わった歩行者にドライバーも足を止め
伊那市狐島の天竜川沿い道路を23日、1匹のカメが横断していた。
天竜川に生息していると見られるこのカメの体長は約30センチ。ほとんどのドライバーが、石か何かと勘違いしてカメをまたぎ、通過していったが、動く石に気付き、車を止めてじっとカメを見つめるドライバーもいた。
種類は、イシガメと見られ、個体数は少ないものの、天竜川流域は、多くの場所でイシガメが目撃されているという。
最近は、ペットとして飼いきれず川に放された外来種カメの帰化が、問題となっており、中には、大きくなると凶暴になるものもいるため「発見次第、速やかに各市町村などに知らせてほしい」と市担当生活環境課職員は話していた。