議員定数適正規模を検討へ
宮田村議会全員協議会は15日開き、削減などを前提にしない形で議員定数の適正規模について検討していく方向を確認した。また、定例会の一般質問の内容が議員間で重複する場合もあることから、3月定例会から議会運営委員会でチェックし、調整すると決めた。
議員定数の適正化検討は、議会活動をしていくうえで必要な規模を探っていく。小林茂議長は「定数維持や削減など何も前提とせずに、議員全員で協議を深めていく」とした。
定数をめぐっては前回2年前の選挙を控えて当時の区長会が10人を提言したが、最終的に改選前の議会は4人減の12人で条例改正を可決し、選挙を実施した経緯がある。
この日の全協は、検討してきた議会改革の内容について今後の方向性を話し合った。
一般質問の通告については従来、定例会開会翌日の午前9時まで受け付けていたが、3月定例会からは開会の数日前に変更。
議会運営委員会が質問の重複がないかなどを調整し、円滑化を図る。
夜間の議会開催は現状では開催しても効果が薄いと判断。事情や住民要望に変化があった場合に、再び実施を検討していく考えでまとめた。