農事組合法人「みのわ営農」設立
農事組合法人「みのわ営農」の設立総会は17日、箕輪町文化センターで開いた。組合加入者310人が出席して組合の定款、加入者、役員などの全議案を満場一致で可決し、全町一円を対象とした法人を設立した。
みのわ営農は組合加入者数582、出資口数3万137口。出資金の1口額は100円(水田面積1アール)。
事業計画は、水稲の基幹作業の受託、受託米の販売、経理の一元的は事務処理。高齢農業者に代わる農業生産活動の実施、遊休荒廃農地の解消、園芸作物・農産加工等販売活動事業化なども検討する。
07年度の事業量計画は農作業受託が耕起・代掻き、田植え、収穫いずれも150ヘクタール。
理事長の市川隆男さん(松島)は、「役員一同、町の農業振興、地域活性のため、英知を結集していく。ご支援、ご協力をお願いする。農業経営の持続的発展を目指し、一歩一歩着実に進みたい」とあいさつした。
役員は次の皆さん。
▽代表理事・理事長=市川隆男▽理事・副理事長=柴正人(木下)日野国章(松島)▽理事・総務販売部長=荻原省三(木下)▽理事・作業受託部長=唐沢定夫(沢)▽理事・農地調整部長=那須千元(福与)▽代表監事=唐沢敏幸(中原)▽監事=柴一吉(木下)