わら細工体験会
ミニチュアわら靴作り
箕輪町郷土博物館は17日、わら細工体験会を開いた。13人がミニチュアわら靴作りに挑戦した。
郷土の身近な伝統技術に親しもうと初めて計画。わら細工に親しんでいる南小河内の大槻博一さんが指導した。
お正月に鑑賞できるミニチュアわら靴。大槻さんの説明と作り方の図を見ながら、制作に取り掛かった。「左右で大きさが違うぞ」「難しい」と力の入れ具合で大きさが異なってしまう人もいて、苦戦しながらも熱心に作り、完成したわら細工は各自持ち帰った。
わら草履を作った経験はあるが、わら靴は初めてという松島の安積三郎さん(78)は、「肩が凝った。せっかく作った貴重品。出来の悪い子ほどかわいい。これを見ながら一杯飲みたい」と話していた。