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CG(コンピューターグラフィックス)特別授業

駒ケ根工業高校

CG(コンピューターグラフィックス)特別授業

 学校と大学、企業などが連携を深めることにより科学技術や理数科教育を充実させようと文部科学省が02年から行っているSPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)事業の一環として、駒ケ根市の駒ケ根工業高校(本間秀明校長)は24日、東京工科大の研究者を講師に招き、最先端のCG(コンピューターグラフィックス)アニメーション制作技術を学ぶ特別授業を情報技術科の2・3年生を対象に行った。
 講師の東京工科大片柳研究所クリエイティブ・ラボの研究員でチーフインストラクターの川島基展さんは『動きをとらえるキャプチャ技術とその応用』について「モーションキャプチャは撮影した人間の動きをコンピューターの画面上で立体的にデータ化する技術。コンピューターゲームや映画などの制作に使われるシステムは大変高価だが、ビデオカメラを使った手軽な方法でもできる」として生徒を実際に撮影してデータ化の作業を実演して見せた。しゃがんだり手を振ったりする生徒の動きを2台のビデオカメラで撮影してスクリーンに映し出し、コンピューターでデータ補正作業をする川島さんを見つめる生徒らは、目前で見る高度な技術にため息をついていた。

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