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箕輪消防署の有賀晋消防士長が気管挿管技能認定受ける

箕輪消防署の有賀晋消防士長が気管挿管技能認定受ける

 伊那消防組合箕輪消防署の有賀晋消防士長(35)=沢=が、救急救命士の気管挿管技能認定を受けた。県メディカルコントロール協議会が11日付で認定した。伊那消防組合で6人目、箕輪消防署では2人目になる。
 今年7月下旬から8月の約1カ月間、県消防学校での研修で講習、実習、試験を受けた。終了後の9月4日から11月7日まで、伊那中央病院で患者の協力を得て気管内チューブによる気道確保を実習し、成功30症例以上の条件を満たして認定された。今後、医師の具体的な指導の下で気管挿管ができるようになる。救急救命士の資格は02年に取得している。
 救急搬送は、心肺停止で搬送する患者も少なくないといい、「対応の強化になる。助けられる命が多くなるように、自分一人ではできないので、隊の中で頑張って生きたい」と抱負を語った。
 有賀消防士長は、実習に協力してくれた患者に折鶴と励ましの手紙を贈り、署には、患者からお礼の手紙が届いたという。
 福島朝雄消防署長は、「気管挿管できる職員が2人になったので、頑張ってやってほしい」と期待を寄せている。

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