鏡もちづくり最盛期
1号から百号まで7サイズを1万個
飯島町上の原のJA上伊那もち加工センターでは鏡もちづくりが最盛期を迎えた。作業委託された農事組合法人いつわの従業員約10人が、1日当り800個を生産。29日までに1合の米を使った1号から、1斗の米でついた百号まで7サイズを大小1万個手作りする。
同法人が栽培したもち米、わたぼうしを蒸して、機械でつき、計量し、手で丸め、ひょうたん型の型に入れて、冷ました後、2段重ねにして、真空パックし、ラベルを貼って出来上がり。
出来上がった鏡もちはAコープ店やJAの直売所、道の駅などで販売。個人の注文にも対応する。売れ筋は1縲・号が中心。
林英彦組合長は「今年は大きな鏡もちを飾っていただくように、3号以上を5%値引きした。きねつきでこしがあり、なめらか、ぜひ、鏡割して、おいしく味わって」と話していた。