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園児らが麦踏で交流

中川村の2保育園

園児らが麦踏で交流

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 「麦さん元気で大きくなって」-。中川村の2保育園の年長園児ら47人は21日、片桐のどんパンの会(荒井登志子会長)の小麦畑約10アールで麦踏みをした。会員や農村女性ネットワークの女性ら13人も参加した。
 園児らはうねに沿って1列に並び、緑の葉を伸ばす麦の上を横にギチギチと歩き、しっかりと麦を踏んだ。
 麦は東山3号、先月10日、どんパンの会が筋まきした。麦は生えそろい、10センチほどに伸びた。
 作業に先だって、荒井会長は「麦の根を土の中に押し込むことで、丈夫に育つ。カニさん歩きで、踏み残しがないように、ゆっくり踏んで」と呼びかけた。
 作業終了後、同畑で収穫した小麦を使ったおやきを味わいながら、互いに交流を深めた。
 両園では、原料の小麦から生産する同会が焼いたパンを給食に利用していることから、園児らが麦踏体験を通じて、農や食に関心を持ってもらえればと、毎年、年長園児による麦踏みをしている。
##(写真)

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