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松くい虫対策募金
森林セラピー協議会が実施へ

松くい虫対策募金<br>森林セラピー協議会が実施へ

 南箕輪村大芝高原のアカマツを松くい虫から守るため、森林セラピー協議会が村に提案した「松くい虫対策募金」について唐木一直村長は21日、「協議会が主体となって実施してほしい」と、大熊恵二協議会長に返答した。今後、協議会が窓口となって募金を始める。
 協議会は、松くい虫対策で村が方針を示している薬剤樹幹注入の処理費用にあてる「松くい虫対策募金」の実施を提案していた。
 唐木村長は、検討の結果、「村が主体となって募金活動を実施するには条例整備、募金の管理、運用上の事務が多く長い時間が必要で早急に対応できない」とし、「協議会が主体となって実施し、村は後援者として協力したい」と述べた。
 大熊会長は、「法的なことが分からずに村にお願いしたが、協議会のメンバーを中心に、村にも側面から応援いただき、村民が大切に守っているアカマツの保存に役立つよう、協議会が窓口になって一生懸命頑張りたい」と話した。
 今後、来年1月の村報で募金を広報し、1月早々に役場、村民センター、JA南箕輪支所、大芝関連施設の6カ所に募金箱を設置する予定。窓口への直接の募金は役場産業課内の協議会事務局で受け付ける。

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