箕輪町公民館子育て学級
子どもにとってのおやつ学ぶ
箕輪町公民館の子育て学級は25日、子どものおやつについて町管理栄養士の話を聞き、手作りおやつを試食して学んだ。
栄養士は、「子どもは3度の食事だけでは必要な栄養が整わないため、おやつは体と心の栄養のために必要」と説明。おやつの摂り方について▽1日に1-2歳は2回、2歳以上は午後1回、毎日同じ時間にあげる▽飲み物を添える▽適量は1日のエネルギー所要量の10-20%▽甘い飲み物や糖分に気をつける-などアドバイスした。
ダラダラおやつがいけない理由として、食事が食べられないほか、虫歯や肥満、生活習慣病、偏食になりやすいことを説明。野菜嫌いの子どもが多く、保育園の年少で子どもが苦労する例も挙げ、「野菜を何度も食べて味に慣れるよう訓練してほしい」と話した。
管理栄養士が作った野菜などを入れたおやつも親子で試食。ピザ蒸しパン、いももち、キャロットゼリーの3品で、子どもたちは「おいしい」と笑顔。母親は「家でニンジンやホウレンソウの蒸しパンは作るが、ピザ蒸しパンのように何種類も具を入れたことはない。いい勉強になった」と話していた。