ソースかつどんまん1月発売へ
駒ケ根市赤穂北割一区の飲食店明治亭(片田秀昭社長)はソースかつ丼の風味を生かした新商品「ソースかつどんまん」=写真=を1月2日から同店で発売する。中華まんなどに使われている小麦粉の皮(パン)に脂身の少ない約40グラムの国産ヒレ肉を挟んだもので、ハンバーガー風のあっさりとした味わい。片田社長は「一番の心配は油っぽくなるのではないかということだったが、まったくそんなこともなくあっさりと仕上がった。うちの店だけでなく、地域でこぞって名物にしていきたい」と意気込みを見せている。
「どんまん」(商標登録出願中)は同店で1個500円で販売するほか、全国各地のデパートでの物産展や、同店が今年新たにつくった移動店舗「ソースかつ丼号」での販売も計画している。
片田社長は数年前、北信地区のスキー場で温かいおやきをほお張る観光客らの姿を見て、ソースかつ丼の味を生かしたこんな商品が何とかできないか竏窒ニ新たに開発に着手。納得のいくものがなかなかできずにいた中、今年11月に台湾で開かれた物産展でようやく理想の素材にめぐり合い、一気に完成にこぎつけたという。