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松くい虫対策の募金箱設置

松くい虫対策の募金箱設置

 南箕輪村大芝高原のアカマツを松くい虫から守ろうと、南箕輪村森林セラピー協議会(大熊恵二協議会長)は、村内5カ所に「松くい虫対策募金箱」を設置した。協議会は、大芝高原のアカマツを守るため、村の緑を守るため、多くの協力を呼びかけている。
 松くい虫被害は昨年、隣の伊那市でも東春近、西春近、美篶で被害木が発見された。村でいつ被害が発見されてもおかしくない状況として、村は松くい虫対策で薬剤樹幹注入の実施を決め、全体の約2割のアカマツを年次的に分散して処理する。
 長期間の薬剤樹幹注入は村財政を圧迫するため、協議会が「松くい虫対策募金」を実施し処理費用にあてる。
 募金箱は役場、村民センター、JA南箕輪支所、大芝荘、大芝の湯の5カ所に設置した。大熊協議会長は4日、JA南箕輪支所に募金箱を設置。訪れた人がさっそく募金してくれたという。
 多額の募金は事前に協議会事務局の産業課商工林務係(TEL72・2176内線152)へ。

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