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年始訓話

KOA 向山孝一社長

 01年度に赤字を出し、企業の体質強化に取り組んできた。06年度は8縲・0%の営業利益の壁をクリアできるだろう。毎日の頑張りの積み重ね、マーケットの好況に支えられている。連結決算で収益性の回復が遅れているが、対応策を取っている。売上、収益で、第5の危機を脱しつつある。
 もう一つ大事なことは「安全」と「品質」。産業界、経済界を見渡すと、エレベーターやガス湯沸し器など命を落とす大きな事故が起きている。経営の欠陥を認めざるを得ない。工業製品が広く使われる中で、安全をおろそかにすることが企業の致命的になると認識する。
 KOAは、売上の85%の製品を日本で作っている。売上の半分は海外で成り立っている。輸出が多く、為替の変動、原油高など影響を受けながらも、六十数年、生きてきた。生まれ育った伊那谷でものづくりを続け、地域社会に貢献できる企業でありたい。
 この5年、10年、KPS(改善活動)の第2ステージ、技術分野、人材にエネルギーを投入してきた。
 KOAの製品は、突き詰めれば社員一人ひとりの能力にかかっている。お客さまの満足を保証できるものを作っているから大丈夫ですと言える会社にしたい。

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