県看護大学教授がセクハラ
3カ月の停職処分
県衛生部は5日、駒ケ根市の県看護大学の教授(男性、50)をセクハラ行為により昨年12月14日付けで、停職3カ月の処分をした-と公表した。
処分の理由は、昨年2月7日から3月16日までの間、女子学生に対し、5回にわたり、教授研究室や非常勤講師宿舎で、着衣を肩までずらして、肩のマッサージを行なう、強引にひざに座らせて後ろから抱きしめ、着衣の上から上半身(腹部、胸部)を触るなどのセクハラ行為を行なった。
県は当初、被害者が公表しないよう求めていたため「懲戒処分等の指針の公表基準」に基き公表しなかった。 県看護大学の深山智代学長は「不祥事を起こし、遺憾であり、被害を受けた学生はもとより、保護者、県民に対して、大変申し訳なく、心からお詫びする。処分については学長として厳粛に受け止め、2度と起こらないように、教職員が一丸になって、取り組みたい。(同教授の講義を受講している)学生に対しては今後、授業に支障がないように、責任を持って対応したい」と話している。