赤穂中同年会が設立総会
1981(昭和56)年度に赤穂中学校を卒業した同窓会員らが数え年で厄年を迎えるのを機に6日、赤穂中同年会「56すみれ会」の設立総会が駒ケ根市の文化会館で開かれた。卒業生357人のうち約240人が出席し、懐かしい校歌を歌って会の設立を祝った=写真。池上博康実行委員会長はあいさつで「厄年を迎え、人生の大きな節目としてここに会を設立する。素晴らしい級友たちとの新たな出会いと生涯の仲間づくりの場としてほしい」と呼び掛けた。
総会後に開かれたパーティーでは、出席者らが久しぶりに会った友人らと笑顔で昔話に花を咲かせるなど、恩師らも交えて旧交を温めた。
総会に先立ち、厄除けと物故者の慰霊の法要が市内の安楽寺で行われた。
同会は記念事業の一環として12月、母校赤穂中に同中の元校長で県教育委員長も務めた松田泰俊さん=伊那市高遠=が揮ごうした書1幅を寄贈し、赤穂地区の3小学校にもそれぞれ記念品を贈ったほか、市社会福祉協議会には介護用電動ベッド3台を贈った。