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1510/(火)

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無病息災願いどんど焼き
宮田村内各地区でにぎやかに、伝統親しむ

 宮田村内各地区で7、8日朝、1年の無病息災を願うどんど焼きが行なわれた。大雪に見舞われたが、子どもたちが中心になり、各戸から正月飾りや門松などを集めて点火。天高く昇る炎や白煙に歓声があがった。
 町二区は宮田小学校の校庭で行ない、子どもから大人まで70人ほどが参加。集めたダルマやしめ飾りなどを高さ3メートルほどに積み上げ、火をつけた。
 吹雪模様のなか「バチ、バチ」という音をあげて燃えあがり、幻想的な雰囲気も。餅も焼いて食べ、地域一緒に新春の行事に親しんだ。
 南割区は昔ながらに班(隣組)単位で実施。村内では区ごとにどんど焼きを行なうケースがほとんどだが、アットホームな雰囲気で正月行事を盛り上げた。
 43戸の8班は近くの田んぼで行ない、寄り添うように新春の炎を見つめて団らんした。
 餅を焼き、持参したきな粉やしょう油などで思い思いにパクリ。アツアツ、もっちもちの味に舌鼓を打ち「今年も良い1年になりそう」と笑顔があふれた。

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