犬のサンタが元気をプレゼント
愛犬を連れて毎月、宮田村新田の介護老人保健施設「プラムの里」を訪問するボランティアグループは12日、サンタクロースの衣装を着た愛犬5頭と同施設を訪れ、利用者らに一足早いクリスマスの演出をプレゼントした。
同グループは、動物の癒し効果を利用し利用者と触れ合う「動物介在活動」を同施設の開設当初から実施。現在は、村内在住の田中晃子さんら4人のボランティアが6、7頭の愛犬とともに月2回のペースで訪れている。
この日は、サンタの帽子や洋服、赤い首飾りを付け、おしゃれをしたキャバリア、トイプードルなどの小型犬が訪問。愛きょうを振りまきながら掛け回ったり、利用者のひざの上に座って甘えたりして交流を深めた。
施設関係者は「毎月の訪問を楽しみにしている人も多い。表情も豊かに元気になってくれる」。田中さんは「犬のおかげで元気になってもらえると私たちもうれしい」と話していた。
クリスマス衣装で訪問した犬と触れ合う利用者ら