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上伊那中部校長・教頭会が合同研修

 上伊那の伊那市、南箕輪村の小中学校の校長、教頭らは16日、同市駅前ビルいなっせで、年に一回の上伊那中部校長教頭合同研修会を開いた。元県中学校長会長の毛涯章平さん(84)=豊丘村=の講演を通じて、学校運営者に何が求められているかを確認した。
 研修会には、約50人の校長、教頭が参加した。県内の小中学校長を歴任し、豊丘村教育委員長も務めた毛涯さんは「教師・その憧れと自戒」と題して、自分の教職生活で学んだことを坦々と話し、教育者に必要なことを伝えた。
 毛涯さんは、教師として歩み出した時の目標を振り返り、教師に対する憧れとして掲げた▽不易なるもの▽豊かな人間性▽円熟への憧れ竏窒フ3つについて講話。円熟への憧れではユーモアが必要とし「子どもの悩みをちょっと高みから眺め、子どもの緊張を受け流す能力が大切」と話した。
 また、それらの憧れに対しての「肩書きに合う中身を持て」との自戒の重要性も訴えた。
上伊那中部の小学校校長教頭を前に話す毛涯さん

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