東春近郵便局の移転新築完成
伊那市東春近中殿島の東春近郵便局(小林眞由美局長)の新築落成式は23日あり、関係者約80人で新築移転を祝った。前局前の県道拡幅工事の実施に伴い局舎を移転。来年1月15日から、業務取り扱いを開始する。
新局舎は、鉄骨造2階建て延べ319・44平方メートル、1階前面延べ109・99平方メートルを郵便局専用として新築。住民による活用を目的とした多目的ホールが2階にあり、駐車スペースは以前の約5倍に増えた。総工事費は約1億円。
無集配特定郵便局として、47(昭和22)年に仮局舎で業務を開始し、翌年に局舎を新築した同郵便局。その後、改築2回などを経て、4月から始まった工事で県道を挟んだ西南側へ移築した。47年から現在までの郵便局長は6人。
小林局長は「業務スペースは小さくなってしまったが、住民の皆さまに利用してもらえるようホールを造った。地域貢献ができれば」と話している。