信毎販売会社 図書券20万円分を伊那市に寄贈
児童図書に役立てて
信毎販売会社(岩本弘社長)は26日、創業25周年を記念して、図書券20万円分を伊那市に寄贈した。
地域文化の発展および、幼年期から活字文化に親しみ、豊かな人間性、感情、表現力を養ってもらう目的。同市を含めた、関係5市1町1村に、それぞれ20万円分を寄贈している。
市役所を訪れた岩本社長は「児童図書に役立ててほしい」と希望。受け取った酒井茂市助役は「児童の活字離れが叫ばれているなか、伊那市は小学校も多いのでありがたい」と感謝した。
市では、比較的図書が少ない小学校4校に図書券を分配し、児童図書を購入する予定。
信毎販売会社は信濃毎日新聞社の中南信地区の政策会社として1980年に創業。信濃毎日新聞の販売はもとより、地域紙の販売などの事業を目的に、地域住民に情報を届けている。
図書券の寄附は駒ヶ根市でも9月16日にある。