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25/(木)

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議論だけで終わらせたくないと芽ぶきの会発足

議論だけで終わらせたくないと芽ぶきの会発足

 住民参加で自立のむらづくりを考え、5月に解散した宮田村「むらづくり協議会」の教育文化ワーキンググループ(WG)がこのほど、新たな組織「芽ぶきの会」を立ち上げた。机上で議論してきたことを実際の活動に移したいと、11人の全メンバーが自主的に参加。青少年健全育成の願いを記した看板を村内全地区に設置しようと、取り組んでいる。
 会の正式名称は「うちの子 よその子 宮田の子『芽吹きの会』」。WGのスローガンを継承して名付けた。
 「宮田の子どもたちを見守り、育てていきたい。そんな想いを村内にもっと広げていきたいねって、気軽に活動しています」と会長の細田悦子さん。
 現在作成を進めている看板にも、「うちの子・・・」のスローガンを刻む。26日夜もメンバーが集まり、作業を進めた。
 最初は村民会館に設置し、徐々に各地区の集落センターにも広げていく考え。子どもや親たちに幅広く呼びかけ、一緒に作業することも計画している。
 むらづくり協議会は村長の諮問機関で、住民と役場職員が同じ目線で村政のあり方を1年間にわたり議論。
 答申をもって解散したが、協議会メンバーにより「むらづくりネット宮田」が発足するなど、新たな住民活動が芽生え始めている。

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