宮田小3年「若葉1」が伝統の百人一首大会で優勝
宮田村宮田小学校3年生の有志が14日、3人1組の団体戦で競う伊那市高遠町図書館が開いた新春百人一首大会低学年の部に出場。本田峻太君、前田かのんさん、坂井政仁君で組んだ「若葉1」が接戦の末、見事に優勝を果たした。入学当初から百人一首に力を入れてきた同学年。初の対外試合に緊張感もあったが、普段の実力を発揮して、新たな自信をつかんだ。
宮田小3年の3チームを含む上伊那各地の10チームが「源平」ルールにより、トーナメント方式で対戦。
「若葉1」は順調に勝ち上がったが、箕輪北小(箕輪町)の3年生チームとの決勝は息詰まる熱戦となった。
最後の1枚まで争ったが、相手のお手つきで勝負あり。運も味方にして、20回目を迎える伝統の大会を制した。
宮田小3年は隔月に全員参加で百人一首大会を開催。名人を頂点に、勝利するごとに階級をあげる「名人、クイーン戦」を行なっている。
若葉1の本田君、前田さん、坂井君はその戦いで、常にトップ3の座を守り続ける・ス名人・ス。それでも初めての対外試合に、緊張と戸惑いもあった。
しかし、いざ試合が始まると集中力は抜群。臆することなく、他校の子どもたちと戦った。
3人は優勝の充実に感に浸りながらも、「今度やる時は、もっと大差をつけて相手を倒したい」とどん欲だ。