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65/(月)

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【記者室】軽過ぎる未履修問題の処分

 高校の必修科目未履修問題に関係した校長らの処分を県教育委員会が発表した。県教育長一人だけは懲戒処分の「戒告」だが、各校長などほかの関係者はすべて懲戒ではない「訓諭」だ▼懲戒処分には重い順に免職、停職、減給、戒告がある。戒告はこのうち最も軽いが、手当ての査定などに影響する場合もあるという。しかし訓諭は懲戒処分でさえない至って形式的なもので、はっきり言って食らっても痛くもかゆくも何ともない。一体こんなものが処分といえるのか▼校長らは意図してルールを破ってきた。何も知らぬ生徒に甚大な悪影響を及ぼしてきた。人生の範を示すべき教師の処分として、これはどう考えても軽すぎる。減給処分を科した県もあるというのに…。(白鳥文男)

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