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緊急情報をケーブルでも発信

画面に割り込み告知放送

緊急情報をケーブルでも発信

 伊那市は17日、災害時の情報伝達として、ケーブルテレビを使い、画面への緊急割り込み告知放送の運用を開始した。
 これまで災害発生時は防災行政無線や有線放送などの音声告知放送などを活用。さらに、住民への情報伝達の手段を増やすことで充実を図る。
 割り込み告知は、関係機関から提供される災害や気象、火災、犯罪などの各情報。市が地域安心安全情報共有システムを利用し、緊急メールを伊那ケーブルテレビジョンへ送信する。割り込み告知は、通常の画面が自動的に縮小され、L字型に情報内容が字幕で入る。即時放送が可能で、24時間対応できる。
 システム導入費(伊那ケーブル委託料)は520万円(うちコモンズ支援金140万円)。
 伊那ケーブル(自主放送1チャンネル)、長谷ケーブル(5チャンネル)に加入する2万6700世帯に流れる。加入率は62%。
 市役所での運用開始式で、小坂市長は、昨年7月の豪雨災害に触れながら、災害発生時、住民への情報提供の重要性を挙げた。
 市は昨年6月、伊那ケーブルと災害情報等の放送に関する協定を交わしている。

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