小学生が「能装束鑑賞ワークショップ」
駒ケ根市の駒ケ根高原美術館は文化庁芸術拠点形成事業「室町時代から平成へ竏駐坙{文化の普遍性と能装束の美」の一環として16日、伊那市の富県小学校3年生(平松市枝教諭、22人)を対象に「能装束鑑賞ワークショップ」を同館で開いた。同館に展示している能装束についての解説を学芸員に受けた児童らは、雲、巴、鳥、火、チョウ、花など、目を引かれた文様を思い思いに選び、クレヨンで画用紙に描いた。出来上がった絵は同館の松井君子副館長が「色遣いが素晴らしい」「構図が良い」「中学生と同じくらい良く描けている」などと講評=写真。褒められた児童らは、照れくさそうな笑みを浮かべながら無邪気に喜んでいた。
同館では特別企画展「能装束展」が3月4日まで開かれている。入場無料。午前9時30分縲恁゚後5時。特別展期間中は常設展の入館料も割引料金(大人500円、大学・高校生300円、中学生以下無料)となっている。問い合わせは同館(TEL83・5100)へ。